人気ブログランキング | 話題のタグを見る

私の日記

sekizono.exblog.jp
ブログトップ

子供は聞いている

兄の長男に二人目が生まれた。女の子です。最初が男の子だったから、大抵の人は良かった、良かったというでしょう。
でも、私は第二子誕生という時、いつもあの時のことを思い出す。
次男が、3歳か4歳のときだった。彼が緊張した顔で、私に言った。
「お母さん、僕が男の子でガッカリした?」
私はビックリして
「ガッカリなんかしないよ。あんたが生まれて嬉しかったよ。女の子を5人くれると言っても交換しないよ」
と、言うと、ニッコリ笑った。
今でも、あの時の幼い顔に緊張感を湛えて、私を見ていた、次男の顔が忘れられない。
多分、周囲の大人が、長男の後に女の子が生まれると、良かった、と言うのを聞いていて、幼いながら、自分が男の子で親はガッカリしたのではないかと、考えたのだろう。
言っている大人に他意はない。幼い子供が自分たちの話していることをそれなりに理解しているなどとは、夢にも思わないだろう。
私の長男のところにも、来年二番目が生まれると、知らせがあった。
二番目が男の子だったときのことを今から考えておこう。

子供は聞いている_a0164996_18183117.jpg

by sekizono | 2012-11-18 18:20

些細なこと、大事なこと


by sekizono