割烹着と悪口

割烹着は、主婦の象徴。だがこの頃はあまり見かけない。
かつては、お葬式のときや、地域の集まりなどには女性陣が割烹着を着て集まり、準備していたものだ。
子供のころ、私はそういう主婦があまり好きではなかった。
彼女らは騒々しく、大声で喋りあっていた。たいていはその場にいない人の悪口だった。
綺麗だったり、頭がよさそうだったりする人ほど、槍玉に上がっていたような気がする。
ボス的なおばさんが「いい学校を出ているから、コウトぶって」なんて憎々しげに言っていたのを思い出す。
コウトというのは、多分、漢字で言えば高踏という文字かなと思う。偉そうに、と毒づいたわけだ。
大人になって、あの悪口は、昔、娯楽の少なかった主婦たちの一種の娯楽だったのだろうと、思うようになった。
そういう思い出があるので、割烹着はあまり好きではない。
今、月1の女子会では、皆で楽しくお喋りはするが、悪口はでない。
主婦も人生を楽しめるようになって、悪口が娯楽の一種ではなくなったせいかもしれない。
でも、たま~に、気心のしれた人と、誰かの悪口を言ってみるのも、ストレスの解消になる。104.png
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by sekizono | 2017-08-12 14:17

日常生活を大切に


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