2018年 10月 12日
尊い姿
今日は定期健診の日。
10時の予約だったが、患者さんが多くて少し時間が下がった。
診察を待っている時だった。診察を終えたらしき老婦人が歩行器にすがりながらゆっくりやってきた。
自分で診察料を払い、ゆっくりと出て行った。
待合室で見るともなく外を見ていたら、しばらくして彼女が向いの薬局に入っていく姿が目に入った。
普通に歩いたら、一分程度で行けるところである。何分かかったのだろう。
彼女には迎えにくる人はなさそうである。一人暮らしか、あるいは日中は家族は仕事に出ていていないのだろうか。
元気なお年寄りに出会うのは、こちらも元気を貰える気がしていいものである。
でも、私はこの老婦人にも感動を覚える。
体が弱って、こんなに歩くのが遅くなっても、なんとか自分で出来ることをやろうとしている。懸命に生きている姿はやはり尊い。
by sekizono
| 2018-10-12 18:40