私の日記

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2018年 03月 06日 ( 1 )

タイムマシンがあれば

私が幼稚園生か小学校低学年の頃のことだと思う。私にはまったく記憶がないが、母が時折聞かせてくれた事。
母があまりに私のことを怒るので、私が、よそのお母さんは優しいのに、なんでうちのお母さんはこんなに怒るん、と言った。
金と暇さえあれば、どんなお母さんでも、やさしいんやー、と母は私に怒鳴った。
私は覚えていないが、母にとっては忘れられないことだったようだ。思い出しては、後悔していたらしい。
あの当時の母は、家業と子供たちの世話と家事とで大変な時期だった。子供にやさしく接している時間も心の余裕もなかったと思う。
私が覚えていないということは、そんなに心の傷にはなっていないということかもしれない。
でも親にとっては、後になってあんなこと言わなければ、なんて後悔のタネになっていたのだろう。
息子二人を持つ私にもよく分かる。
忙しいとき、疲れているときに、ついつい、声を荒げて、子供のおびえた顔を見て、ハッと胸を突かれたことがある。
タイムマシンに乗って、あの日に戻って子供たちに謝れたら、どんなにいいだろう。
息子たちがあまり覚えていないことを祈ろう。

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by sekizono | 2018-03-06 16:38